【デッキマスター銀！　キャラクター紹介】
text.金田銀太

金田 銀太郎（デュエル仮面）
→変身→	１８歳　男 　主人公。一見スケベで軟弱そうだが、自分の信念を曲げない頑固さを持つ熱血漢である。マジック仙人から授かった力でデッキマスター・デュエル仮面に変身、アンティを狙う刺客と戦う。しかし普段は、マジック情報誌《MIZZ》で記事を書くしがないライターである。 　アンティに惚れており、彼女を護るためにはすべてを投げ出す覚悟でいる。未だ大局を見る目は育っていないが、瞬間的な判断力は鋭い。実戦に強いタイプ。

梨有 アンティ
女、16歳 　ヒロイン。代々巫女を務める一族の血を引いている、イギリス人のクォーター。強く自分を主張したりはしないが、芯はしっかりしている。《白の乙女》で、《サイドボード》能力を持つ。外見はかなり幼く、どう見ても中学生、下手をすれば小学生にしか見えない。身の危険を感じた両親から離れ、叔父であるマスターの世話になっているため高校は休学中。 　ライフを回復する特殊能力を持つと思われていたが、じつは他人の状態を自分に移し替える能力だということが判明した。

赤井 轟（レッドボルト）
→変身→	男、17歳 　かなりの女好きで、割と優男。ブームになる前からマジックをプレイしているので、その実力は相当なもの。萌を害する敵は倒す、というシンプルな性格の持ち主で、ある意味もっとも戦闘向きの性格をしていると言える。彼もデッキマスターで、レッドボルトに変身することで性格はさらに過激になる。相手をガンガン押して行く赤単、その中でも最近はスライデッキを好む。 　女ったらしである彼がなぜ萌に従っているかというと、「そこはそれ、惚れた弱みって奴よ」とのこと。

火山 萌
女、16歳 　丁寧な口調の高貴なお嬢様。有名私立高校、都零里高等学校二年。《赤の乙女》で、《サイドボード》能力を持つ。腰まである艶やかな黒髪が自慢。常に冷静沈着でパーティの頭脳労働担当だが、たまにものすごい迫力を出すことがあり、皆をビビらせる。先輩である轟を手足のように使う。キレた時には、あたり一面を[Inferno(5E)インフェルノ]で火の海にする特殊能力を持つ。

マスター
	男、35歳 　ホビーショップ《イーグル》の店長。元喫茶店のマスターだが、店を改装して今の《イーグル》にする。重度のイタズラ好き。 　かつてはアンティの母、円を巡る戦いに兄と共に参戦、その際デュエリストとしての能力に目覚める。しかし、戦いの後円が選んだのは兄の方だった。そのような経緯から、姪にあたるアンティを非常にかわいがっている。

ポックスマン
	アンティを狙う北天領の刺客で、黒使い。『北天領』の実働部隊モックスのリーダー格だが、オネエ言葉のためとてもそうは見えない。オカマと言われると激怒する。 「キョッ〜キョキョキョ」 　実はその肉体は、考古学者であるアンティの父親である。

パイロマン
北天領の刺客で、赤使い。クールで残忍という、赤使いには珍しい性格をしている。ネイチャーガールの夫で、倒された妻の復讐に燃える。地下トンネルでのデュエル仮面との死闘に敗れ、崩れゆくトンネルと運命を共にした。

ネイチャーガール
→(アンティの身体を乗っ取る)→	北天領の刺客で、緑使い。一人称は「あたし」。ナイスバディの女王様。相手をいたぶることに喜びを感じる真性のサド。[Overrun(TE)踏み荒し]が必殺技。デュエル仮面によって仮面を破壊され消滅する。 　その肉体は《緑の乙女》で、《サイドボード》能力を持つ少女、エルフィン・ラノワール。

エルフィン・ラノワール
女、18歳 　アメリカの超巨大農場の１人娘。通称はエル。《緑の乙女》で、《サイドボード》能力を持つ。緩く編んだブロンドヘアをうしろに流している。長身で美形でナイスバディだが、口を開くと豪快でおおざっぱな性格が判明し、そのギャップが相手に激しい衝撃を与える。 　スポーツは万能だが、唯一泳ぎだけは得意ではないらしい。萌とは旧知の仲。